1.段落の途中で改行してはいけません

ワードの書類をメールでいただいて気になるのは、文を揃えるために段落の途中で[Enter]で改行して、文を揃えるビジネス人が意外に多いことです。
単語が次の行にまたがってしまう時、文の途中で読みやすくするためや、右揃えのために[Enter]で改行してはいけません。
文章が揃わないのは、段落内でいくつも改行することが最大の原因です。
文章を追加したり削除したりすると、不要な改行を削除したり、新たにスペースや改行を追加して文を揃えなければならなく,煩雑な編集になります。こんなことに仕事中の時間を費やしてはいけません。会社の経営はこんなことに人件費と払っているのではありません。日本のホワイトカラーの生産性はアジアの急進国よりも低いと言われているのです。1日一人じぁ僅かでも会社全体で1年間ともなると、相当の時間の無駄です。
段落は編集記号を含み改行まで

パソコン文章の作法で最も重要な概念は“段落”です。小学校の低学年の頃に「1文は句点(。)までで、いつかの文をまとめて段落と言い、段落の最後は改行し、次の段落の最初は1文字下げます」と、“段落”は習ったはずです。あえてパソコン教室に通っても教えてくれません。
多くのビジネス人が“段落”はわかっていても、パソコンで文章を書くとすっかり忘れて、段落内に改行()がいくつもある文章を平気で入力してしまう人は少なくありません。手書きの文章とは異なり、パソコン文章の段落は文字や記号以外に編集記号{スペース全角(□),半角(・)やタブ(→)行区切り(↓)など}を含み、改行()までです。

作法1「段落の途中は行区切りを使う」

Shift+Enter どうしても単語が2行に渡らないように、段落の途中で行を切りたい時は…、

行区切り[Shift]+[Enter]で行を変えます。左右のインデントを決め、文章を編集、校正終了後に“行区切り”を入れると操作が簡素化されます。

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